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私学共済制度のさまざまな給付金
出産給付金
私学共済の大きな特徴として、出産に対しての支援が非常に細かく行き届いているという点が挙げられます。
出産に対してあまりにも不親切、理解のない職場が多い中で、教職員という職業は、私学共済によってとてもしっかりした制度を設けられており、女性にとっては長期的に働きやすい職場となっています。
そんな私学共済の出産支援制度の一環として、出産給付金の存在があります。出産給付金とは、私学共済加入者、もしくはその被扶養者が出産した際に給付されるお金です。加入者、被扶養者に関係なく、同額が支給される制度となっています。
つまり、女性ではなく、男性あっても、妻が出産するとなった場合には給付金が支払われるというわけです。女性だけでなく、男性にも優しい制度ということですね。
この出産給付金は、出産手当金とは重複しません。例えば、女性教員が妊娠し、出産する場合、その出産によって給与が減額される場合、そして欠勤によって給与がもらえない分に関して、出産手当金によって補填がなされます。
その上で、出産手当金と同時に、出産給付金ももらえるようになっているのです。尚、当然ですが男性の場合は出産給付金のみですね。
こういった一見重複するかのように思われがちな制度ですが、実際にはそれぞれに意味と役割があります。
出産手当金は、補填を行い、女性の職場における地位を確約、保護する為のものです。出産給付金は、出産によって生じる様々な費用を支援する為のものです。いずれも、人口維持という観点、あるいは人道的、道徳的観点から必要な制度ということです。
私学共済制度のさまざまな給付金